物流の輸配送において、物流センタから一般消費者の所まで荷物を運ぶ「宅配」も大きな市場であり、まとめる。
■宅配業界の概要
昨今のEC化によるオンラインショッピングの需要増に伴い、宅配便の個数も右肩上がりである。一方、宅配するドライバ―不足が顕著になっている。
業界最大手のヤマト運輸がAmazonの宅配について取扱量の規制を求めた事があり、各企業で人材確保や宅配効率化に邁進している。
■シェア
ヤマト(約43%)、佐川(約29%)、日本郵便(約20%)の3社で90%以上を占める寡占市場
■トピック
ヤマトが対応できない荷物について、佐川と日本郵便も対応しているが、デリバリープロバイダと呼ばれるAmazonと提携している宅配会社を準備し、彼らでの対応が増えてきている。
※地域限定の業者であり大手と比べると規模が小さく、サービス品質が劣る傾向にある模様
また、大手の中では日本郵便は需要が低下していた郵便物の代替として宅配便に注目している。