商品やサービス販売にむけて、市場や消費者を分析するマーケティングは大事な戦略です。徹底して自社の目指す強みは何か、ユーザが何を求めているのか、考えていく事が重要だと述べられております。
この本は、細かい〇〇手法を紹介する教科書ではないので、授業テキストとしては別の本の方がいいと思います。ただ、根本的にマーケティングって何だろうと振り返りたい方には一度読んでみる価値はあると思います。
以下、備忘メモ ※私なりの思いも多分に含んでおります。
■備忘メモ
・購入判断に障害となるユーザ側リスクを取り除く。
これこそ、ユーザを勝ち取る大きな一歩。
→経済的な損失リスク、組み立て、運送等の手間、その他必要な手続き等の処理をユーザではなく、自社で持つようにすると感謝される。
例、返金サービス、ユーザが面倒と思う準備や処理の代行など。
・ユーザの【最終的】に本当に欲しいものを提供し信頼を勝ち取る。
→ドリルを買いにきたユーザは、穴が開いた板が欲しいのだ、、、で止まらず、
ー犬小屋が欲しいのか、
ー棚が欲しいのか、
ー物作り体験を家族としたいのか
ユーザが望む事を聞き出し提供する事が、信頼を得て収益につながる。
・ネットは世界一安い印刷所である。
→すぐに編集でき、ユーザからの回収も不要、掲載コストは安価。
・キャッチコピーは大事かつA/Bテストせよ。
→プロの目からみて甲乙つけがたいキャッチコピーも実際に試してみると、3倍の売れ行きの差がでることもしばしばある。何が受けるかは不明瞭(ユーザもうまく説明できない?)なため、早期に試して検証してみる事が大事。