物流を勉強する中で、超大量一括輸送による1物品コストの輸送コストは低く済む、船による輸送も抑える必要があると感じ、雑誌を読みました。
※電子版は検索しつつ、バックナンバーを読めるからありがたい。
■船による輸送の概要
日本の貿易における99%を占める。
※重さ。金額ベースならおよそ70%との事。
※http://www.pa.thr.mlit.go.jp/hachinohe/study/f21.html
船による輸送は東アジアが非常に強い。中国とシンガポールが非常に多くの荷物を扱っており、上海港、シンガポール港が取り扱い量の1位と2位。ほか、3位4位も中国であり、日本の最高順位は22位の名古屋港。
■港機能
荷物を盗難や汚れ防止とあわせて、運びやすい大きさとする「コンテナ」の開発で非常に効率よく詰め込みができるようになった。大型クレーンやフォークリフトを用いて、船とトラック間での荷物の積み下ろしを行う。
シンガポール港では、ほぼこの作業を無人できるようにしている。
■日本の船・港
船は大手3社(日本郵船・三井商船・川崎汽船)が大半を占める。
港は、国際戦略港湾と呼ばれる指定を受けた港が5つある。
・東京港(コンテナ量では1位)
・横浜港
・川崎港
・大阪港
・神戸港
5大港としては、名古屋港(取扱量1位)がある。
※なぜ、上に外れたか不明。
日本全体として港は約2800港ある。
日本内の荷物輸送を運んだ重量ベースで考えると約40%を占め、国内物流でも生命線。他はトラックが約50%が目立つ。運ぶ重さの計算で、運ぶ便数はトラックが日本の物流の90%以上と考えると、どれだけ船が重い荷物を運べるのかとわかる。
■Tips クルーズ船の収益
船の運賃収入が70%、残り30%は船内の飲食・イベント等の付帯収入。
イベント等に力入れるわけですね。しかし、これからはコロナ関連で大ダメージですかね。
■海は広いが航路は狭く、覇権争いにも絡む重要要素
海は非常に広いが、世界の主要国・港を最短距離で移動できる航路は限られているため、船が集中して通るポイントがある。そのポイントに船が集中する。
そこはチョークポイントと呼ばれ、経済・軍事的でも大きな影響を与える。