30代からの再勉強日記(ビジネス系/IT系の一般論の理屈を考えてみる)

徐々に、新たなタスクを起こし任せる側になりました。将来検討のためにも、一般論やセオリーを勉強・考察し外部へ共有する事で学びを深めたいと思います。皆さんにも役立つ所があれば幸いです。※最近ミッション変更となり、更新頻度落が落ちます。

【業界勉強:物流】 船による輸送の概要(参考 船・港 海の経済学 東洋経済2020年2月22日)

 物流を勉強する中で、超大量一括輸送による1物品コストの輸送コストは低く済む、船による輸送も抑える必要があると感じ、雑誌を読みました。

 ※電子版は検索しつつ、バックナンバーを読めるからありがたい。

 

■船による輸送の概要

 日本の貿易における99%を占める。

 ※重さ。金額ベースならおよそ70%との事。

 ※http://www.pa.thr.mlit.go.jp/hachinohe/study/f21.html

船による輸送は東アジアが非常に強い。中国とシンガポールが非常に多くの荷物を扱っており、上海港、シンガポール港が取り扱い量の1位と2位。ほか、3位4位も中国であり、日本の最高順位は22位の名古屋港。

 

■港機能

 荷物を盗難や汚れ防止とあわせて、運びやすい大きさとする「コンテナ」の開発で非常に効率よく詰め込みができるようになった。大型クレーンやフォークリフトを用いて、船とトラック間での荷物の積み下ろしを行う。

 シンガポール港では、ほぼこの作業を無人できるようにしている。

 

■日本の船・港

 船は大手3社(日本郵船・三井商船・川崎汽船)が大半を占める。

 港は、国際戦略港湾と呼ばれる指定を受けた港が5つある。

  ・東京港(コンテナ量では1位)

  ・横浜港

  ・川崎港

  ・大阪港

  ・神戸港

 5大港としては、名古屋港(取扱量1位)がある。

 ※なぜ、上に外れたか不明。

 日本全体として港は約2800港ある。

 日本内の荷物輸送を運んだ重量ベースで考えると約40%を占め、国内物流でも生命線。他はトラックが約50%が目立つ。運ぶ重さの計算で、運ぶ便数はトラックが日本の物流の90%以上と考えると、どれだけ船が重い荷物を運べるのかとわかる。

 

■Tips クルーズ船の収益

 船の運賃収入が70%、残り30%は船内の飲食・イベント等の付帯収入。

イベント等に力入れるわけですね。しかし、これからはコロナ関連で大ダメージですかね。

 

■海は広いが航路は狭く、覇権争いにも絡む重要要素

 海は非常に広いが、世界の主要国・港を最短距離で移動できる航路は限られているため、船が集中して通るポイントがある。そのポイントに船が集中する。

 そこはチョークポイントと呼ばれ、経済・軍事的でも大きな影響を与える。

 パナマ運河スエズ運河、ホルムズ海峡、台湾海峡など。