30代からの再勉強日記(ビジネス系/IT系の一般論の理屈を考えてみる)

徐々に、新たなタスクを起こし任せる側になりました。将来検討のためにも、一般論やセオリーを勉強・考察し外部へ共有する事で学びを深めたいと思います。皆さんにも役立つ所があれば幸いです。※最近ミッション変更となり、更新頻度落が落ちます。

【IT勉強】 開発コストの見積もり交渉にむけて(技術者の単金・人月から)

 先日より、継続してIT勉強中です。新システムの開発コストや予算はどの程度か、私なりにまとめてみました。IT業界でずっと話題となる問題であり、正解の答えなどないと理解しつつ、とはいえ毎年の予算どりや対ベンダとの交渉時に、叩き台のベースとなる値がないと何も進まないので、仮の値を私なりに出せるようになっておきたいからです。

 結論は、技術者単金は80万~150万の間が平均的な値だという所ですかね。

 ※見積もり違いで、怒られても心の中では考え抜いた結論だし、仕方ないと思えるよう・・・怒られるという発想がすでにサラリーマンですね。

 

■備忘メモ

 主に3つの見積もり方法がある。

 ー類推見積もり

  →類似のシステム開発の経験から推定する手法

   同業種や同業務のシステムの開発経験があれば、より精度上がる。

 ー係数モデル見積もり

  →外部入力やインタフェース等、機能毎に分解しつつ、見積もりを行う。

   機能毎に難易度をつけて必要な全体コストを算出する。

 ー工数見積もり

  →必要と思われる作業工数を出して、単価で計算する。

 

 また、忘れてはならないのは、システム要件がきれいにかたまならいと、正確な金額の見積もりは出せない。しかし、予算取りや、実開発を進めるにあたって金額なしで契約もできないので、やはり要件定義が固まる前に、何か値としての金額は必要。

 

 ●業界で良くないとされつつ、わかりやすい人月と単金による計算

 正確な要件定義ができないが金額を弾くには、必要期間と技術者の単金で計算するのが、「万人にわかりやすい」ため、使われるようです。

 ※私も結局は使ってますし、決裁者なら納得しやすいですよね・・・

 

 ●単金 ※有料サービスなのでぼかします。

 ー積算資料による単金(技術者のレベルで4段階)

  大企業という枠だと、PMこなせる方が約150万、PGが約90万。

 ー日経クロステックの調査だと、ざっくり100万が平均

  (会社によって、80万~200万)

  ※注2003年ですので、参考どまりですね。

 

xtech.nikkei.com

 

 ーJUASによる単金計算

  これも2005年ですが、90万円とありますね。

xtech.nikkei.com

 

 あまりに特殊なシステムでなければ、有名なSIERなら対応できるはずでお互い競合として意識している(はず)。

 価格戦略を考えれば、競合価格と業界慣習価格を意識するはずなので、この平均的な値から大きくズレる事もないと考えてるのが妥当かと思います。

 

 ●まとめ

 当たり前の結論だと思いますが、私なりにあくまで予算取り用に数値を出すなら、

 ①類似サービスを導入した会社から情報をもらい、参考にする。

  (グループ会社等で機密情報のやりとりできる前提)

  ※ベンダも開発実績あるなら、その値はある程度信用する。

 ②ざっくりながらも、ベンダにイメージを伝えて、

  必要期間 × 人数で出してもらう。

  単金が平均的な値になっているかチェックする。

   ②-1別システム導入などで該当ベンダの単金把握をして乖離がないか確認。

   ②-2一般的な相場(80万~150万)内か確認。

 

 身もふたもない事言えば、要件洗い出してしっかりとベンダに見積もり出してもらう!、これ以上の正解はないと思いつつ、現実的には難しいと思うので、上の考えもこの場に残しておきたいと思います。

 

■メモ

 多段階契約という手法があり、1回の契約で全て対象とせず、分割して契約をする手法がある。上流工程で1契約、下流工程で1契約など。

 無難なんでしょうか、勤め人の立場からすると2回契約処理しなくてはならない理由や分割損などの説明が必要で、つらいですね。あまりに大規模開発なら、多段階という方法もあるという所をおぼえておくくらいにしようかと思います。