30代からの再勉強日記(ビジネス系/IT系の一般論の理屈を考えてみる)

徐々に、新たなタスクを起こし任せる側になりました。将来検討のためにも、一般論やセオリーを勉強・考察し外部へ共有する事で学びを深めたいと思います。皆さんにも役立つ所があれば幸いです。※最近ミッション変更となり、更新頻度落が落ちます。

【経営勉強】 取引先ベンダの信用調査(取引先の妥当性説明にむけて)

 予算確保とあわせて、契約予定の会社は潰れないか?という観点も重要であり、「会計上」信用できる会社をどうか見つけるか、頭の整理をしました。開発前もそうですし、その後の保守する会社がいませんというのも怖いので。

 そして結論は面白みがない話ですが、信用調査会社を使う方が早く確実ですね。

 ※勿論、突発的なイレギュラーで破産の可能性もありえますが。

■調査方法

 ●信用調査会社の活用

 企業の状態を調査する信用調査会社があり、「帝国データバンク」と「東京商工リサーチ」の2社が非常に大きく、ほぼ寡占状態。

 -帝国データバンク:60%

 -東京商工リサーチ:30%

  何点ならよいかはあくまで目安となりますが、

 -帝国データバンクなら50点以上で「普通」

 ー東京商工リサーチなら51点以上で「普通」 

 とされているみたいですね。

 いろいろサイトみる限り、プロがしっかりと調査している所を使うべきで、本業のリソースを減らすのは本末転倒だという表現が見受けられその通りかと思いました。

 とはいえ、自分で何かできる方法があるのも知るべきですし、もう少し調べました。

 

 ●決算書のチェック(官報の決算公知も大事)

 上場企業なら、決算書がすぐに入手できるのでそれで確認

 非上場企業でも、インターネット版官報の「決算公知」を見れば情報あり。

 ※公開していない会社は何か理由がある(マイナス)と考えるべき

 

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 ●他のテクニック

 お金の管理する社長・経理や財務部長の動き

  ー経理や財務部長が突然退職ならあやしい。

  -支払日にいないのもおかしい(資金繰りに走っている可能性有)

 SNS上の発信

  -順調なら頃との差分

  -ぽろっとした本音投稿がたまに見つかる。

 極端に、現金前払いを尊ぶ所(現金一括キャンペーン)

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■まとめ

 技術力が大丈夫かという前提もありますが、契約先の会社として潰れるとシステム開発どころではなくなるので、調べてみました。システム完成前に気にするのもそうですが、システムの保守も絶対に必要なので開発会社が潰れると非常に困ります。自分が説明または承認する時に、この目線も持ちたいと思います。

■Tips

 会社ではないですが、信用調査系を調べていると個人の信用スコアのニュースも多いですね。確かに、学習データとして、支払った金額や期間をもとにAIに判断させれば、この人はこのくらいの金額は払える財力はあるとか傾向がわかりそうですね。