ソフトと違って、ハードはバグや欠品は少ない印象です。目に見えてはっきりと計測できるので、仕様どおりの性能になってるか明確なんだと推測できます。
品質基準は明確に決まっているようなのですが、わかりやすい解説ニュース等は見つからず、いろいろな知見を個人的にまとめたので紹介します。
■備忘メモ
●多くの試験が存在する。
・強度試験
・耐温湿度試験
・耐候性試験
・雷サージ試験
・静電気試験
・放射ノイズ試験
・防水防塵試験
●加速試験(アレニウスの法則)
製品の劣化する原因を強制的に与えて短期間で劣化させる事で、製品寿命の予測を立てる。例えば、温度を上げるなどして製品の壊れ方や寿命を見付けていく。
(常温状態で現物確認するためには、数年単位かかるため。)
※一般には,使用環境の温度が10℃下がると寿命は2倍に伸びるという
「10℃2倍則」の法則がある。化学のアレニウスの法則が大きく影響している。
■Tips
壊れ方にも注意する。使用時に壊れた場合に「危険」となるパーツは、より寿命を高める必要がある。フォールセーフの考えだと思いますが、もし壊れるならだれもケガしないように壊れて使用を止める事が安全であり、残ったパーツが弾ける、崩れて全部倒壊するなどの壊れ方は避けるべきとコメントを見かけました。確かに、大事な考えですね。