30代からの再勉強日記(ビジネス系/IT系の一般論の理屈を考えてみる)

徐々に、新たなタスクを起こし任せる側になりました。将来検討のためにも、一般論やセオリーを勉強・考察し外部へ共有する事で学びを深めたいと思います。皆さんにも役立つ所があれば幸いです。※最近ミッション変更となり、更新頻度落が落ちます。

【経営戦略】 ノウハウや製品を少しでも真似されにくくするために(NDAと知的財産)

 せっかく斬新なアイデアによって、新システムや製品を開発しても、結局は他社に真似されて差別化は困難になっていくのが通常かと思います。本当に革命的な物は簡単にはいかないと思いますが、そんな物を簡単には作り出せるはずもなく、少しでも真似されるのを防げにはどうすればよいのか、整理してみました。

 ポイントはNDAを結び、知的財産を申請し、リバースエンジニアリングを契約書等で抑止するですかね。

 

■備忘メモ

 ●機密保持契約(NDA)を結ぶ。

  取引先に何か販売や製造等委託する際に、NDAを結ぶ事

  設計図を機密にし、契約終了時には回収することを明記するなど。

www.meti.go.jp

 

 ●知的財産権による防御

 実用新案や特許や商標などをとり、独占的な使用を公的に認めさせる事。

 新規性が大事になるので、申請時期は法務に詳しい方と相談が必要。 

 

 ●リバースエンジニアリングの禁止の明確化(契約書)

 販売時に契約書に記載しておく。

 著作権的にはセキュリティ目的でのリバースエンジニアリングは違法にならないとの事ですが、逆にいえば他に活用した違反ですかね。

まあ、契約書でも記載しておけば抑止効果は期待できますかね。

※まっとうな会社なら、やらないはず・・・

xtech.nikkei.com

 

■まとめ

NDAを結び情報や製品の取り扱いを厳格にし、知的財産権の申請を行い、契約書に抑止事項をいれておく・・・これが一旦の回答ですかね。

■Tips

  特許の申請をすると詳しい技術情報の開示しなければいけないので、違反しないように変えて新しい製品を出されてしまうリスクはあります。なので、戦略的に特許を出さない企業もいるようです。

 その場合、もし他社に申請された場合、特許は申請順(開発された時期ではない)なので制限を受ける事になりますが、経営判断ですね。