社外リリースするアプリ/ソフト開発は、市場分析等を行ってから開発費をかけてリリースしますが、大きな利益を得るどころかペイできるかどうか微妙なラインになる事も多いと思います・・・
最初に大きな初期投資(開発費・調達費等)をかけている以上、撤退も難しくずるずる赤字を出していき、泣く泣くやめるというケースもあると思います。
(コンコルド効果ですかね)
# コンコルド効果
# 投資を継続して赤字になるであろうと見えているが、今まで投資してきた金額
# や労力を惜しんでしまい、投資を継続してしまう事。
値下げも頑張りますが、この初期投資を抑える方法がないか調べてみました。
■備忘メモ
●レベニューシェアによる契約
協業先のベンダと自社で、売上を分け合う契約
※役割や提供条件次第とうたわれてますが、一般的に「2%」とありますね。
発注者側の最初の投資は最小限でビジネス展開できるのはうれしいですね。失敗前提で開発踏み切りはしませんが、それでも成功率を考えるとありがたい。
ただ、システム開発会社側目線で見ると、儲からないサービスだった場合、開発費がそのまま赤字になるので、現実的に結べるのかわからないですね。
よほど勝算あるなら別でしょうが、、、それなら発注側としては莫大な利益を長期的に利益を分け合うので自社に入る額が減る事になるので、通常のシステム開発委託をする気がします。
微妙な例ですが大学自体に習った、風量発電でいう「ダリウス型」、「プロペラ型」の違いを思い出しました。細かい説明は割愛しますが、ダリウス型は、風が弱めの所で効率よく発電できるという手法だと習いました。
しかし、記載の通り風力が弱い所なので、発電量できる絶対量が大きくないです。
だから、そもそも風が強い所でしっかり発電できる「プロペラ型」がよく使われると聞いて、風力発電に向かない場所で頑張って効率あげるよりも、より向いてる場所でさらに効率上げる方がいいな~と記憶してました。
初期投資の回収に自信がない微妙な開発には、レベニューシェアがよさそうですが、そもそも論に振り替えれば、そんな開発はしない方がいいという所ですね。
考えてみると、成功の見込みが立たない完全新規案件 や有望な案件がどうしても立たない年だが、開発部隊を遊ばせるわけにもいかないので、チャンレンジ案件なら、レベニューシェア契約を視野に入れるんですかね。
※信頼をなくす事もあるので、ダメ元にも限度はありますので、チャレンジ要素が明らかに高いという意味ですね。
■Tips
プロフィットシェアという方法がある。かかった費用を引き算して収益を分ける方式。
こちらの方が、フェアな取引な気がしますね。