前にインターネットによる広告は他媒体(TV・新聞等)よりも、初期コストが安く、ユーザのWEB滞在時間も伸びており、技術も進化している有力な広告手段と考えました。
ただし、問題もあるようなので勉強しました。この問題自体を解決する根本的には手段ないのですが、広告をお願いする立場からすると、一定期間のお試しの上で信頼できる広告会社を見つけるしかないのかと思います。
■備忘メモ
前提として、WEB広告はクリックされた数やサイトに掲載された数で広告主からお金をもらう方式が多いです。その上で、WEB広告には3つの問題がある。
①不正なツール等によるクリック数の不正増加(アドフラウド)
→BOTによる不正な大量クリックでクリック数を増やす。
②ユーザが事実上見えない所に掲載(ビューアビリティ問題)
→サイトの遥か下や広告が何枚もかぶっていて見えない・見られない。
※でもサイト掲載されているので、広告主からお金をもらえる
③ブランド価値を毀損するサイトへの広告掲示
→Aの物で起こした事故ニュースの横に、そのAと同じ物を掲載。
→サイト内容が狙っている客層と明らかに異なる
→不法に近い(グレー)なサイトに掲載。
●対策の一つとして、「アドフラウド保険」
保険会社が、広告の推移や閾値を評価して不正な時は、補填する。このサービスによって、広告代理店が保険にはいっておけば、その補填から依頼主に補填する。
(依頼主 ⇔ 広告代理店 ⇔ 保険会社)
防げないなら、補填するは現実的ですね。
■まとめ
電子上だと悪用された時のパワーも大きいですね。広告をお願いする立場で考えれば、クリック数や表示数もそうですが、あくまで自社の製品に常識的に常駐してくれたユーザ数で評価したいですね。ただ、今度はユーザっぽくふるまう操作がでるかもしれないので、問い合わせ数までいれて広告評価としたいですね。
こうなると、不正に確保しにくく、人がもつであろう、電話番号やBOTを十分に弾き、そのサービス(メールやSNS)はほぼ人の確率が高い連絡先に広告を打つサービスがあればそれをお願いしたいです。
ただそれが難しいので、長期的に何社か広告をお願いして、高い結果を出してくれた複数社を見つけてそこにお願いしていく、こんなアプローチが現実的な行動ですかね。
※この手のいたちごっこで消耗するのは本当に避けたいですが、無理ですよね・・・