30代からの再勉強日記(ビジネス系/IT系の一般論の理屈を考えてみる)

徐々に、新たなタスクを起こし任せる側になりました。将来検討のためにも、一般論やセオリーを勉強・考察し外部へ共有する事で学びを深めたいと思います。皆さんにも役立つ所があれば幸いです。※最近ミッション変更となり、更新頻度落が落ちます。

【経営戦略とマネジメント】 アイデア創出の便利そうな発想法 SCAMPER法と飛び石法(会議のファシリテートにも使えそう)

 新規事業やサービスを提案してほしい、と毎年言われては革命的な発想が出せずに、ニュース等で見た新技術によるサービスを提出しては、ありきたり、面白みがないと却下される事、私はよくあります。

 KJ法、ブレスト、マンダラート、いろいろ使ってみた事はありましたが、ヒット性のアイデアも出せずにここまできました。このままでは何も変えられないので、今一度アイデア発想で調査するとでてきた、この2つの手法は使いやすく、煮詰まった時の補助に使えそうなのでここに記しておきます。

 

 

 

■備忘メモ

SCAMPER法

 SCMPER法は、ある土台となるアイデアをベースに、別の要因を足したり、引いたり、転換したりすることで新たなアイデアとする手法で、元々はオズボーンのチェックリストという考え方がベースになってます。

 7つの質問をして考えるアイデアですね。ここから、派生形もありそうです。

  • 置き換える  :一部を別の者に置き換えるとどうなるか?
  • 組み合わせる :複数の物を組み合わせるとどうなるか?
  • 当てはめる  :何かのシチュエーションに適用できないか?
  • 修正する   :一部を変更・修正するとどうなるか?
  • 別目的は   :本来の用途や目的以外に使えないか?
  • 削る     :一部を除くとどうなるか?
  • 再整理    :工程の順番や上下左右を入れ替えるとどうなるか?
飛び石法

 飛び石法は、ある土台となるアイデアから、「誇張」「願望」「歪曲」「逆転」を行うことで新しいアイデアを生み出す方法です。

 

  • 誇張 :極端な条件や性能ならば、どうなるか?
  • 願望 :制約事項を度外視して、理想や夢だとするとどうするか?
  • 歪曲 :物理法則が変化したり、逆転したりしたらどうなるか?
  • 逆転 :順番を入れ替えたらどうなるか?

 

まとめ(ファシリテートにも使えそう)

 いいアイデアがでないというのはよくある事だと思います。そんな時は、ベースとなる考えは1つ思いつく必要がありますが、そこから続きの思考回路としては、SCMPER法や飛び石法で考えてみるといいかもしれません。

 ※ノルマがあるなら、アイデアの数も稼げますしね・・・

 あと、この発想法自体はブレストや検討会議の時に使えそうですね。どうしても中盤から後半にかけてネタれで停滞してしまいます。そんな時は、司会者やリーダとして上記の手法で声掛けを行うとよさそうです。

 「Aさんの●●アイデアは面白いと思う、これを別目的に使うとどうだろうか?」など、場を盛り上げるためのアンカーとして相性もいいかなと思いました。  

 

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