30代からの再勉強日記(ビジネス系/IT系の一般論の理屈を考えてみる)

徐々に、新たなタスクを起こし任せる側になりました。将来検討のためにも、一般論やセオリーを勉強・考察し外部へ共有する事で学びを深めたいと思います。皆さんにも役立つ所があれば幸いです。※最近ミッション変更となり、更新頻度落が落ちます。

【マーケティングとIT勉強】 情報登録の入力エントリーフォームの効率化(WEB+DB PRESS V.89)

 皆さんもご経験はあるかと思いますが、何かのサイトで特定の記事を詳細に見る、無料と表示されているから資料をダウンロードしよう、などアクションした時に、会員登録画面に飛ばされて、そこまでする気はないので離脱する、という事があるかと思います。また、物品購入なら情報登録も必要なので入力画面までは見ても、やけに入力要素が多かったり、IDがいろいろあって登録できない、その他、必ずあっている(冷静に見ると間違え)入力しているのにエラーばかり出力されて、もう手間だと思いサイトから抜ける事もあるかと思います。

 サービス提供側目線としては、そんな事がないようにしたいですし、本記事を見てそんな事がないように勉強してみました。

 

 

エントリーフォームの概要

 特定の顧客にサービス提供するために、氏名・住所など個人情報を企業側に提出してもらうための入力欄。

 

エントリーフォームからどれくらい離脱するか(半分以上は離脱すると考えるべきか)

 サービスの種類によってここの値は変化しますが、WEB+DB PRESS Vo.89の記事の一例として75%という数字が紹介されている。(完遂率が25%なので逆算)

 勿論、各種サイト毎に状況は異なると思いますが、大半のユーザは離脱すると考えるべきね。

 (※個人的な感覚ともあいます。)

 

主な離脱理由と割合

 目的ではない情報提供の手間がめんどいくさいからにつきますが、細分化して表すと下記のようになるみたいです。

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引用:WEB+DB PRESS VOL89より
離脱を減らすエントリーフォームの工夫(できるだけ簡単に短く)

 大前提として、ユーザは会員登録等の個人情報提供が目的でなく、その後の記事を読む、資料をダウンロードする、商品を購入するが目的である。壁になっているとの理由を持つべき。

 その上で工夫点は下記となる。

 ①会員登録の具体的なメリットを数例のみ提示

  →特定の割引サービス、次回購入時の入力手間が軽減など

   箇条書きで羅列しすぎてもみないので、主な所を数例(3つ程度か)

 ②IDをメールアドレスにする。

  →ユーザがIDを考える手間が減らし、また入力時のID忘れを減らしやすくなる。

 ③入力欄をできるだけ「選択式」にする。

  →自由記述ではなく、選択肢を掲示して住むところはそうする。

   入力ミスの削減と入力そのももの量が減らせる。

 ④エラーチェックを都度、またその理由をわかりやすく

  →記載途中でもチェックして、都度修正してもらうようにする。

   正解例やどこの何を間違えているのか示す。

 ⑤フロー表示(全体と今の進捗を示す)

  →全体的にどのくらいの工程があり、今のどの程度の入力があるか示す。

 ⑥ユーザの入力にむけた心理的ハードルを下げる

  →案内メール等をオプトアウトする、削除時は情報消すなど提示する。

 

他サービスID連携

 SNSGoogle/MS等の他サービスのIDと連携させる事で、大幅に入力手間を減らす事ができ、会員登録へのハードルを下げる事ができる。

1回だけ購入のゲスト機能追加(会員登録はお店の都合ですし)

 会員登録してもらった方が継続的なサービス提供もできるため、お店側の都合だけ考えるとしてほしいですが、お客様の目的ではないです。

 法律や商慣習として必要でないなら、ゲスト購入機能をつけた方が購入してくれるユーザは増える。

 

 

まとめ

 企業都合としては情報ほしいですが、ユーザ的にはただの手間ですからね。ID連携やゲスト機能等で、使用してくれるユーザ数を最大化して、そこから会員登録してくれるのを待つ姿勢が無難ですかね。

 ※いいなと思うユーザは自発的に会員登録してくれると思いますし。