皆さんもご経験はあるかと思いますが、何かのサイトで特定の記事を詳細に見る、無料と表示されているから資料をダウンロードしよう、などアクションした時に、会員登録画面に飛ばされて、そこまでする気はないので離脱する、という事があるかと思います。また、物品購入なら情報登録も必要なので入力画面までは見ても、やけに入力要素が多かったり、IDがいろいろあって登録できない、その他、必ずあっている(冷静に見ると間違え)入力しているのにエラーばかり出力されて、もう手間だと思いサイトから抜ける事もあるかと思います。
サービス提供側目線としては、そんな事がないようにしたいですし、本記事を見てそんな事がないように勉強してみました。
- エントリーフォームの概要
- エントリーフォームからどれくらい離脱するか(半分以上は離脱すると考えるべきか)
- 主な離脱理由と割合
- 離脱を減らすエントリーフォームの工夫(できるだけ簡単に短く)
- 他サービスID連携
- 1回だけ購入のゲスト機能追加(会員登録はお店の都合ですし)
- まとめ
エントリーフォームの概要
特定の顧客にサービス提供するために、氏名・住所など個人情報を企業側に提出してもらうための入力欄。
エントリーフォームからどれくらい離脱するか(半分以上は離脱すると考えるべきか)
サービスの種類によってここの値は変化しますが、WEB+DB PRESS Vo.89の記事の一例として75%という数字が紹介されている。(完遂率が25%なので逆算)
勿論、各種サイト毎に状況は異なると思いますが、大半のユーザは離脱すると考えるべきね。
(※個人的な感覚ともあいます。)
主な離脱理由と割合
目的ではない情報提供の手間がめんどいくさいからにつきますが、細分化して表すと下記のようになるみたいです。
離脱を減らすエントリーフォームの工夫(できるだけ簡単に短く)
大前提として、ユーザは会員登録等の個人情報提供が目的でなく、その後の記事を読む、資料をダウンロードする、商品を購入するが目的である。壁になっているとの理由を持つべき。
その上で工夫点は下記となる。
①会員登録の具体的なメリットを数例のみ提示
→特定の割引サービス、次回購入時の入力手間が軽減など
箇条書きで羅列しすぎてもみないので、主な所を数例(3つ程度か)
②IDをメールアドレスにする。
→ユーザがIDを考える手間が減らし、また入力時のID忘れを減らしやすくなる。
③入力欄をできるだけ「選択式」にする。
→自由記述ではなく、選択肢を掲示して住むところはそうする。
入力ミスの削減と入力そのももの量が減らせる。
④エラーチェックを都度、またその理由をわかりやすく
→記載途中でもチェックして、都度修正してもらうようにする。
正解例やどこの何を間違えているのか示す。
⑤フロー表示(全体と今の進捗を示す)
→全体的にどのくらいの工程があり、今のどの程度の入力があるか示す。
⑥ユーザの入力にむけた心理的ハードルを下げる
→案内メール等をオプトアウトする、削除時は情報消すなど提示する。
他サービスID連携
SNSやGoogle/MS等の他サービスのIDと連携させる事で、大幅に入力手間を減らす事ができ、会員登録へのハードルを下げる事ができる。
1回だけ購入のゲスト機能追加(会員登録はお店の都合ですし)
会員登録してもらった方が継続的なサービス提供もできるため、お店側の都合だけ考えるとしてほしいですが、お客様の目的ではないです。
法律や商慣習として必要でないなら、ゲスト購入機能をつけた方が購入してくれるユーザは増える。
まとめ
企業都合としては情報ほしいですが、ユーザ的にはただの手間ですからね。ID連携やゲスト機能等で、使用してくれるユーザ数を最大化して、そこから会員登録してくれるのを待つ姿勢が無難ですかね。
※いいなと思うユーザは自発的に会員登録してくれると思いますし。