30代からの再勉強日記(ビジネス系/IT系の一般論の理屈を考えてみる)

徐々に、新たなタスクを起こし任せる側になりました。将来検討のためにも、一般論やセオリーを勉強・考察し外部へ共有する事で学びを深めたいと思います。皆さんにも役立つ所があれば幸いです。

【IT勉強】 QoSについて再学習(社内網の更改時に指針を考えるべき)

 入手したいWebコンテンツがどんどん大容量になっていく中で、通信回線の進歩はさほど進んでいないように思えます。そんな中で契約ユーザだけが使える専用線でなく、他利用者の影響を多分にうける努力目標の性能しかない、所謂ベストエフォート型でどのような工夫があってサービス提供できているのが、調べてみました。

 

QoS概要

 QoSは、Quality of Serviceの略。リアルタイム性が求められるようなアプリに対して、安定的に通信できるように交通整理を行う働きを行う。

 大きく帯域制御と優先制御の2つの考えで構成される。

 

帯域制御とは(アプリ毎に通信量の上下限)

 あるアプリ(IPアドレス/ポート番号/プロトコル番号等)で通信できる容量の下限や上限を決めておく事で、最低限使えるだけの通信ができ、逆に通信量が多くなったときに他のアプリ通信に影響を与えないように抑える。

 

優先制御とは(SW/RTに入ってきた時の処理優先順位)

 パケットに優先順位をいれこみ、その優先順位毎にRT/L2SW/L3SW等の通信処理を行う。ただし、最優先ばかり通信すると他の優先度(優先や普通等)の通信が全く行われなくなってしまうので、最優先:優先:普通=7:2:1で処理するなど交通整理を行う。

※比率はあくまで一例。

 

具体的な交通整理の処理(削るか貯める)

 指定したデータ以上の通信は破棄するか、一時的にためておいて徐々に通信していく方法の2つがある。前者をポリシング、後者をシェーピングと呼ぶ。

 ※破棄するポリシングよりシェーピングの方がよさそうです。

 

それでもダメなら(大容量か圧縮か)

 QoSを駆使しても、あくまで大事な通信を優先的に処理するだけでデータ通信の絶対量が増えているわけではない。そのため、容量自体を増やす(Cat7の10Gケーブル)事やデータ通信する際に圧縮して送る(サーバで解凍する)などの別対応が必要となる。

 端末側のスペックが高くなっているので、多少圧縮・解凍の計算時間がかかっても効率的な事もある。

まとめ

 まずは、どのような通信が発生して、どれだけ優先するか考える事が大事かと思います。その時に、どんなアルゴリズムが裏で動いているのか概念だけでも把握したく調べてみました。特に、社内のルータ/L3SW更改等の社内ネットワーク網の更改があった時に今回調査した考えを念頭にいれて話を聞き、設計していきたいと思います。

 

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