何か新規事業やサービスを企画する際に、類似や競合と比較した上でそれを超える物を作成していくのがセオリーです。企画中の物と比較対象として3~5くらい探してきて、表で〇×つけるなどよくやられている方もいるかと思います。
しかし、それは儲からなくなる考え方との事が紹介されており、頭の整理をしたいと思います。
競合比較イマイチな理由(儲からない)
競合比較して、機能追加や性能向上で競争に勝つ、というのがそもそも儲からない思考である。なぜなら、市場で【競争する・比較される】時点で価格は下がり、収益性が下がるため。
そもそも、比較されないような他企業が価値提供ができない(高コストになる・時間がかかる)サービスや商品を考える事を思考のスタートとすべき。
知的財産的にもイマイチ
取得できる特許の範囲が減る、また回避しなければならない特許も増えるため。
まとめ
最終的に競合比較して新サービスや新製品を作成する事も場合によってはあると思いますが(ライバル企業のけん制や社内の技術力維持)、やはり顧客目線を抜かしてはいけないという事ですね。
成功している競合サービスに関しては非常に参考になるので、うまく活用したいですね。