「Google Map」や航空写真を例に地図サービスもいろいろ普及していますが、現実世界をデジタル化する動きが加速しているようです。
概要
衛星写真・航空写真・Lidar等の測量から現実の3次元形状をデジタル化する動きが非常に進んでいます。現実世界に架空の情報を追加するARや、洪水時の水の動きなど防災含めた都市計画まで利用が見込める大事なデジタルデータになるためです。
GAFAだけでなく、日本でも国土交通省が関連して地図データを公開してオープンデータ化が進んでいるようです。
用途
主に6分野での活用が見込め、ざっくりとしたユースケース例としては下記。
- 都市計画:道路や建物をどうすべきか、建設したらどうなるのか
- 防災:水の動きなど
- 建設工事:測量の効率化、重機の遠隔操作
- エンタメ:ゲームの舞台化
- 日常生活:遠隔旅行・引っ越し支援・モデルルーム見学
- 技術開発:文化財の保存、電波伝搬特性のシミュレーション
方法
- 衛星:宇宙から定点観測可能
- ドローン:航空写真がリーズナブルに撮影可能
- LiDAR:レーザ光の反射から測定(簡易ならスマートフォンに搭載できるものもあり普及している)
ポケモンGOとか、現実世界とのリンクは進んでいた所ですが、いよいよ本格的に普及しそうですね。コロナ禍の中で現地にいかなくてもあたかも現地にいるような景色を見れるのはありがたいですし、もっと面白いサービスがでてくればいいなと思わされます。