30代からの再勉強日記(ビジネス系/IT系の一般論の理屈を考えてみる)

徐々に、新たなタスクを起こし任せる側になりました。将来検討のためにも、一般論やセオリーを勉強・考察し外部へ共有する事で学びを深めたいと思います。皆さんにも役立つ所があれば幸いです。※最近ミッション変更となり、更新頻度落が落ちます。

【マネジメント】 予算立案における分配率とその目安

 予算申請する際に概算の予算を算出する事が必要で、その方法にはいろいろあるかと思います。

 ・類似プロジェクトからの類推

 ・必要項目についてベンダから見積もりをえて、リスク費を積む

 ・現行踏襲

など手はあるかと思います。そんな中で、理想論である事をおきつつ、もしフラットに考えられる機会があった際に、いいヒントないかなと思った時に1つ見つけたので頭の整理かねて残しておきます。

 

概要

 ・分配率という考えがあり、粗利の内訳を各項目毎にわけて管理する。

ざっくりですが、100に対して、20が利益とすると、残り80はどんな原価・費用にするのか比率を考えていく。

 ・分配率の考えの中で代表的なモノは下記となる。

  • 利潤:20%が目安。残り80%を分けていく。
  • 販促:5~7%が目安。10%以上は過多の傾向
  • 労働:35~40%が目安。40%以上は過多の傾向
  • 不動産:17%~27%が目安。30%以上は過多の傾向
  • 他(※開発費や光熱費や輸送費など)

 実際は悠長に数値集めて計算している場合ではないのと思いますが、もし特定のPJでじっかり検討期間があれば、この指標を一つベースにするのもいいかもしれません。

 乱暴ではありますが、何故この項目は●●円なんだと問われた際に、利益が〇〇円とするとそこから分配率の目安で計算すると●●円になるからですと、回答できます。状況状況で全然この数値は変わるはずですが、それでも目安として何か数値を出さないといけないときは、この分配率という考えはどこかで使えそうだなと改めて思いました。

 

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