Co2ゼロエミッションを目指すため、自動車のEV化の話が広がってきたかと思います。株価から見てもEVの雄、テスラの株価は(バブルかどうか噂はあるものの)事実としてトヨタ越えを果たしていますし、期待されている分野といえます。
EV化が進む中で自動車業界は変革を強いられるとよく聞きますが、どのように変化するのか、コストが記載されている記事があったので残しておきたいと思います。
概要
ガソリン車とEV車のそれぞれのコストを表す。
<ガソリン車>
・共通部:車体、内装、塗装組み立てなど、共通的な部分
・ガソリン車専用部:エンジン・燃料タンク・トランスミッションなど
<EV車>
・共通部:車体、内装、塗装組み立てなど、共通的な部分
・EV車専用部:モータ・バッテリーなど
EV化が進め事によって行る事として、ガソリン車専用部は極端に需要が減る。部品総数も3割減り、各モジュールを組み立てていく事が容易になる。
※組み立てが困難という参入障壁が崩れる。
また、際立って特徴的な部分はバッテリーコストが肝となる。バッテリーコストはEV車専用コストの約7割、共通部含む全体コストの約4割ほどを占めかなり重たい。さらに、外部調達に頼る部分が多いため、自助努力による原価低減の余地も少ない。
今年はいよいよ自動車業界の再編が進みそうですね、、、ウォッチしていく必要があるかと思います。