通信は相手に届くまでの遅延が存在しますが、一般的にIPネットワーク区間ではどの程度の遅延が許容されるのか確認してみました。
古い規格のようですが、参考情報としてでてくるのを下の規格だと思います。
【JT-Y1541 IPベースサービスにおけるネットワーク性能目標】
https://www.ttc.or.jp/application/files/1915/5435/3364/JT-Y1541v2.pdf
通信遅延に絞ると、P15の下記表がポイントになると思います。
これを見ると、100ミリ秒以内なら良いネットワークと評価されているように見えますね。
<用語の定義>
IPTD IP packet transfer delay IPパケット転送遅延
IPDV IP packet delay variation IPパケット遅延変動
IPLR IP packet loss ratio IPパケット損失率
IPER IP packet error ratio IPパケットエラー率
補足:NTT技術ジャーナルでイラスト含めた解説もあったので紹介。
無料公開されているため、そのまま該当部分を引用。
https://journal.ntt.co.jp/backnumber2/0602/files/jn200602098.pdf