最近はコロナ禍のため、なかなか遊園地に行きにくい状況ではありますが、友人や家族とジェットコースタに乗るのが好きな方も多いかと思います。スピードもありスリルを楽しめる遊園地も目玉としてすえる人気アトラクションの一つです。
ただ、それは厳密に安全管理されていればの話で、事故自体は軽いものですが気になったので下記の記事を読んでみました。
【記事のポイント】
・始業前に安全に自動停止することを確認していた
・システムやセンサ類に異常なログやエラーはなかった
・ブレーキ(ハード)に原因があった。※あくまで事故後の検証による検証から
①摩耗しているパーツがあった(交換必須ではないが、交換が推奨されるレベル)
②高い気温による熱膨張で、隙間がわずかに広がった
③連続走行によりパーツの熱が高まり、摩擦係数が低くなった
①が大きな理由になるものの、摩耗している状態で②と③が重なる事によっておきた模様。
【学び】
難しい問題で始業前の点検走行では②と③が発生していないので問題を発見できない、また真夏の日中帯でなければ起きていなかった可能性もありえます。
品質検査を考える際にコストはかかりますが、まず理想論としてワーストの本番環境を想定する際には、気温や湿度、風速や電気などなど、いろいろ考えてやらないと危険な事故につながるというのを頭に入れておきたいと思います。