インターネットサイトを見る際に、やけに読み込みが遅い場合、待ちきれずに閉じて離脱してしまいます。勿論、そのサイトにしかない情報やコンテンツなら待ちますが、ニュースとか映像とか別のサイトでも見えてしまうものは、別サイトに見るようになります。
自社サイトに来てもらったユーザを離脱されてしまうのは問題ですが、ではテキストだけの超軽量サイトを作成しても、製品やサービスの良さを伝えきれずに販売につながらないのでは意味がないです。コンテンツ量と読み込み速度のバランスが難しいです。
今回は、その読み込み速度について調べてみました、結論早ければ早いほどよいですが、3秒が大きく心証を損ねる秒数だと思われます。
参考サイト
- WEB + DB PRESS Vol.102 P55
- 日経クロステックより
- デザイン系に強い、ニールセン氏の下記ブログより参考
- ウォールマートのECサイトのレスポンスと購入率のグラフ
- まとめ
- Tips ドハティの閾値
■備忘メモ
WEB + DB PRESS Vol.102 P55
ページの速度が3秒遅くなるとページビューが7~8%落ちるというデータがある。
日経クロステックより
直接的ではないのですが、応答一律3秒はやめようとあるので、逆に考えると一般的には3秒以内というのが通例だと考えられます。
デザイン系に強い、ニールセン氏の下記ブログより参考
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・0.1秒は、瞬時に反応するという感覚を与えます。
→ユーザーが操作した感覚とマッチするので、ストレスがない。
・1秒はユーザーの思考の流れを保つが遅延を少し感じる。
→若干ストレスがかかりはじめる。
・10秒だと、NG。※別の事に頭がいく。
→強いストレスがかかり離脱される。
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ウォールマートのECサイトのレスポンスと購入率のグラフ
青枠が母集団、赤グラフが購入率。
購入したユーザしたなかでの平均は3.22秒、そうでないユーザは6.03秒
まとめ
早ければ早いに越した事はないですが、一般的には3秒がセオリーですかね。
そこからの性能向上は投資見合いですかね。ビジネスユーザなら重要なら10秒でもまつでしょうし、競争が激しいマスユーザなら1秒でも離脱すると思いますので。
Tips ドハティの閾値
ユーザがストレス受けない応答は0.4秒以内のようです。高速性を売りにするサイトなら0.4秒以内でユーザの操作を反映させる設計にすべきですかね。