ほぼ毎日お世話になっているコンビニ。今はコロナで遠出も難しく中食も流行っていま売り上げは好調のように思えます。※オフィス街は減少でしょうが。
ただ、その働くオーナの方は大変な思いをされているようで、勉強がてらに探していたらコンビニオーナ・コンビニ本部側の両方にヒヤリングしている定例会が経産省にあったので記録しておきます。
非常にボリューミなので個人的に印象深い所をピックアップしておきます。
概要
・2020年2月10日 報告書
→総論がのっております。
コンビニ側が提供するサービスが多様になっている中で、人件費も高騰し、そもそも人募集しても集まらない。オーナがフォローするしかなく大変。
学生や高齢者の人が簡単にできるような業務ではなくなっている。
24時間営業も強制のような形であり、対応しきれない。
・コンビニオーナヒヤリング
東京・名古屋・大阪・仙台・高松・広島・福岡・札幌で各回複数人のオーナからのコメントが記録されてます。総論、人手不足、本部のフォローがない、ですね。
また、サービス(宅配・振り込みなど)しても手数料はあまりなく、数十、百円なのにミスがあったら補填しなければいけないのは大損害でリスキー
他にも、印象的なのは下記ですかね、本部への恨み節というべきか。
・2019年8月28日 第6回(大阪)
【オーナからの意見④】
契約前に本部が予想していた売り上げの半分だが補填もない。
【オーナからの意見⑤】
競合店と同じチェーンのお店ができて、売り上げ下がった。
・コンビニ本部ヒヤリング
大手チェーン含めて資料つきで発表。
ICT活用やコンビニオーナとの利益配分を考えています資料。
感想
まあ、TVやネットの記事みかけたような話がリアルにあるんだなという所ですかね。
もちろん、この会に出る方はそれだけ思いがあって募集されているので、他の意見もあるかとは思いますが。
ただ、どこかのオーナが本人も理想論といいながら素敵な言葉があって、非常に需要もあって人気だからこのコンビニという業態は長く続いている。それが、どうしても昨今の事情で嚙み合わなくなってきているのはしょうがなくもあり、それをこのように議論できる場があるだけ、進んでいてぜひ改善していきたいと。まあ、その方も本部には辟易としていたコメントだった気がしますが・・・(本部よりの人もいたかと思ったらそうでもないので印象はあってるかと)
でも、業界全体のヒヤリングの場をしつつ、資料や議事録もあり、報告会もyoutubeで見れるような会もありました。営み自体素敵だと思うので、勉強としてもよかったですし、コンビニ使う1ユーザとしてもよくなってほしいなと思いました。
コンビニを使わない人はいないので、暇だなと~という時は、下の全資料よまれるといいかなとおもいます。