システム開発をお願いする際に、要望側のユーザ企業と開発側のベンダ企業は
相反してしまいます。ユーザ企業はじっくり検討したいが予算確定は早くしたいので、ベンダ企業は早期に開発を進めたいが、開発側は曖昧な条件もあるなで予算は伝えにくいなど、一致していない部分があります。
これを解決するのは難しいのですが、お互いに立場を理解して歩み寄る事が大事だとあり、この考えを含めた気にすべき考えをIPAが出していたので記しておきます。
概要
・ユーザ企業と開発側で気にすべき点が、17か条あります。
特に6条:「システム化実現の費用はソフトウェア開発だけでない」は重要ですね。
・初期費用とランニングの区分け
・開発・付帯・機器(ハード/ソフト)との区分け
かなり見やすいかなと、公開資料なので絵を張ります。
(引用pdfのP13)
あとは、14条「今と同じ」という要件定義はありえない、も大事ですね。その「今」やっている処理を具体的に言語化・文章化すべきですし。
時間あるとき精読してみたいと思います。