30代からの再勉強日記(ビジネス系/IT系の一般論の理屈を考えてみる)

徐々に、新たなタスクを起こし任せる側になりました。将来検討のためにも、一般論やセオリーを勉強・考察し外部へ共有する事で学びを深めたいと思います。皆さんにも役立つ所があれば幸いです。※最近ミッション変更となり、更新頻度落が落ちます。

【IT勉強】 システム監視は、ユーザ影響の有無を最優先に(参考 入門 監視)

 昨日、故障しないシステムは現実的ではないので、故障を前提に計画を立てるべきだと頭の整理をしました。ただし、故障システムをすぐに復旧させるように動く事は大事ですし、それをどうやって見つけるべきなのか、改めて勉強してみました。

 具体的なプロトコルやソフトの使い方ではなく、大きな指針やポリシーなどの設計者の方にいい本じゃないかと思います。

study-on.hatenablog.com

 

■備忘メモ

 ●監視は大きく5つの要素で構成される。

 -データ収集

 -データ保存

  非常に大規模な容量になるので、容量を削減するログローテションを使用する。

  例、残しておいてもその粒度では使わないデータを平均値で丸める。

  (1週間経過したデータは1分単位から、10分の平均でまとめて保存する)

 -可視化

  グラフ化して時系列の推移を確認するなど。

 -分析・レポート

 -アラート

 

 ●監視の優先度はユーザに近い所が高い。

  できるだけユーザに近い所から監視を行う。ユーザへのサービス提供が正常に継続できているなら大きく問題ではなく、逆にそうでないならすぐに対応すべきなため。

  監視しやすい所やインフラ装置の深い所からではなく、ユーザに近い所から監視を始める事の方がよい。

 

 ●監視や改善に必要な情報がとれるアプリであること

  そもそも測定できなければ、監視も改善もできない。

  速度メータがない車や燃料タンクメータがない車では、速度違反やガス欠ばかりでまともに走れない。もし、必要なデータが取れないならば、追加すべき。

 

 ●監視や異常検知のAI利用

  あくまで一例ですが、正常な動いてるデータをAIに学習させて、AI活用して現在のシステムが正常か異常で判定する仕組みもでているようです。

  おそらくは、「正常な状態」を学習させておいて、そこから「一定以上外れている状態」は正常ではないから異常だと判断させるのかなと思います。異常パターンは無数にある上に実際の異常が起きる回数は多くないので(はず・・・)、AI学習に資するデータ量をとれないと考えてました。一杯とれるであろう正常パターンなら学習できる量あるんじゃないかな~と思います。

■Tips

  観察者効果は気にするな、という表現がありました。これは、観察する機能をいれる事で対象の処理が重くなってしまう事を指していましたが、ハード性能が十分に向上した今のご時世には気にしなくてよいレベルの負荷との事です。

 ※IoTとかの超小型チップとかは、今でも考慮が必要でしょうが・・・一般的なサーバやPCや装置でも気にしなくてよそさうですね。

 あと、健康診断の例も面白いですね。どこのどこの指標値が高いから改善しよう!といわれた際に、その値だけでは見ても改善は困難で、お酒や砂糖の取りすぎなど根本の原因の所を監視しておかないと改善できないよとの趣旨がありました。

 これこそ、CPU利用率やメモリ等の値を監視するだけで満足せずに、ユーザに近い所でサービス提供できているかどうかを監視せよという所につながりますね。

 ※まあ、勿論監視対象は、しっかりオペレータが見切れる範囲において多くの箇所をとるに越した事はないでしょうが。とるだけとっておくが、普段は見せないようにして何かトラブル時に詳細解析しておくように保存はしておく方がいいんですかね。

 

ANAの例(2016年)

 世界初のSWバグのせいでシステム中断、3億6000万の機会損失

 ただし、eラーニング等のBCP訓練は年1回していたので、システムが使えずとも手作業で業務遂行していた。

https://xtech.nikkei.com/it/atcl/watcher/14/334361/041100532/?P=3

 システム設計がいけてないとの声もありますが、ちゃんと従業員が訓練されているの強みですね。

【IT勉強】 システムはなぜダウンするのか (壊れないサービスを用意するのは、ほぼ不可能)

 システムは必ず故障する。毎年とんでもない額を投資しているAWS(Amazonクラウドサービス)でも100%中断しないサービスは提供できていない。

 ※AWS2019年投資額、約130億ドルみたいですね。

  為替レートは計算しやすく1ドル=100円なら、1.3兆円ですか・・・

  とんでもない。

また、ライバルのAzureやGCPも相当な投資額ですが、同じく100%保証はしておりません。となれば、2020年の現代では100%中断しないサービスを提供することは困難であると言える。

 なぜ、中断や故障等が発生してしまうのか、この本が一番わかりやすく読み直しました。

■備忘メモ

 システム中断・故障の要因は大きく4つに分けられる。

 ●ソフト不具合

  ーテストが膨大な量であり事実上やりきれず、必ずバグが含まれている。

   それが、レアな条件の時に顕著化して不具合を引き起こす。

  ーパッチ適用した際のOS/ミドルのバージョン相性問題

   ※これは上のテスト困難と被る部分もありますが・・・

  ●ハード/ソフトの性能や容量不足

  ー急なアクセス増加などで過負荷になる。

   昨今のクラウド環境でハードのリソース増強は比較的しやすくても、ソフトのパフォーマスは相当考えて設計していないと負荷分散できず、過負荷となりサービス中断となる。

  ●設定・操作ミス

  ー手順になれていないため、コマンド間違えたなど。

  ー勘違いして開発環境ではなく、本番環境に影響してしまった

  ●偶発的な事象

  ーハード故障

  ー被災

  ー他社システム故障

 

■現実的な対策

 上にある様々な要因はお金と時間をかけてもゼロにする事はできない。できるだけ、サービス提供に影響しないようにするのは冗長化の考えがポイントとなる。また異常時に、ある一つのシステムに依存しない代替手段を用意しておく事。

 ※また、システム中断が生命にかかわらないならば、コスト見合いでシステムダウンを許容する事が現実的。

 

 ●冗長化

 -ハード(サーバ/RT/SW等)を複数用意し、本番用や予備用に分けておく。

  (※高価なハードは1個のハード内でもパーツ冗長化させる事も)

 -更に信頼性高めるなら2系統化

  ソフトは同一条件では同一バグを引き起こす事になるので、単純に予備用を準備してて効果は薄い。そこで違うメーカのソフト(OS/ミドル/アプリ等)による予備用を用意しておく事で、同一のバグでシステム全体が止まる事を避ける。

 ※開発コストは2倍以上かかりそう・・・

 ●ビジネスとしての代替手段の確保

 -例えばECサイトが落ちたら、電話注文で耐えらえるようにコールセンタのオペレータを臨時で追加するなど、ビジネス上の代替手段を用意し、1つのシステム中断でビジネスが止まらないようにする事が大事。

 

■Tips

 クラウドは家畜の群れであり、ペットのようにかわいがるな。

参考)https://blogs.itmedia.co.jp/narisako/2014/07/post-047f.html

 クラウドは、壊れる前提で多数でカバーする考えなので、1つ故障したらまた新しいサーバ用意して移行すればよい。群れとして複数のサーバで構成し、調子がわるいサーバがいれば、それを直すのでは新しいサーバ用意して移行させればよい。

 システムとしての信頼性を上げればよいので、その手段である1つ1つの要素は使い捨て?みたいな考えですかね、確かにシステム信頼性を高めるのが目的なので、サーバ単体の信頼性ばかり囚われると、目的と手段が混合しちゃいますね。

 ハード単体の信頼性を高い事に越した事はないですが、それは投資コストを見つつ、上の言葉のように最終的なビジネスとしての信頼性を高めるにはどうすればよいのか、それに気をつけたいと思います。

【エッセイ】 価格をどのようにつけるべきか(価格戦略や設定について調査)

 勤務時はベンダと価格交渉を行う時もあれば、近所で安いお店探して買い物をする事など価格に悩まされる事がよくあります。そもそも、商品(物やサービス等)の価格の決め方はどうなっているのか、本やニュースをつまみ食いした結果を残しておきたいと思います。

 ※本記事はまた新情報あれば更新します。 

■そもそも価格は1つに定まらず、多数ある。

 昔は、お店による割引等はあるものの、一つの商品に定価がある「一物一価」が基本だった。今では、需要の増減や消費者毎で価格が異なる「一物多価」が多くなっている。

 

■価格の決め方

 ・必要コストに利益(マージン)を載せる。

 ・市場調査(PSM法等)により、消費者から調査・アンケートを通して決定。

  →PSM法は4つの質問から下記の価格を算出、販売価格を決定

   ー上限価格:これ以上の価格は購入者がゼロになる価格

   ー妥当価格:この価格までなら割高と思いつつ購入する価格

   ー理想価格:ユーザも価格について文句がない価格

   ー最低品質価格:これ未満は、品質に不安を覚える価格

 ・ユーザの感覚や慣習に従う慣習価格

  →缶飲料は「100円~150円」や競合する製品の価格より安くするなど。

 ・消費者同士で価格を出し合い、一番高い価格とする入札/オークション。

 ・消耗品や保守サービスで稼ぐ価格。(ジレットモデル)

  →プリンターが代表的な例になるが、1度だけ購入する本体は安くし消費者を取り込み、補充が必要な消耗品の単価を上げて長期的を利益を挙げる作戦。

 ・ 名声価格と呼ばれる高いからこそ、価値がでる。

  競合や類似製品が極端に少なく、消費者が正確な評価でできない高級品に心理的な効果が発生する。(威光価格とも呼ばれる)

 ・端数の方が安く見える端数価格。

  99グラムで99円と101グラムで101円だと、どちらも1グラム1円で同じ価格だが、前者の方が圧倒的に選ばれる実績が多数ある。※スーパとかですかね。

 

■価格による購入者の変化

 価格と購入者の数はトレードオフの関係。価格があがると購入者の数は減る。一方、価格が下がれば購入者の数が増える。

 この価格による変動が大きい事を価格弾力性が高いと表現される。

 生活必需品は低く、嗜好品は高いと言われる。

 ※補足

  価格弾力性が低い物の条件もある程度見つかっている。

  ・生活必需品(電気・ガス・水道等)※法律制限もありますが。

  ・購入頻度が少ない(冠婚葬祭等、回数が少ない)

  ・競合製品が少ない

 

■最新技術によるリアルタイムでの価格付け

 ダイナミックプラシングと呼ばれて、在庫状況や食品の廃棄期限等の条件から価格を決定する手法が注目を浴びている。従来では、ホテルや飛行機のチケットで使われていた部分があると思うが、今後リアルタイムで変動する世の中になるかもしれない。

 中古車の価格算定でも、車種・型番・走行距離など約10要素からAIによって価格を出すシステムを導入した企業もある模様。

 

■Tips

 ・無料(フリー)でも意味はある。例えば、対戦ゲーム等では、ユーザ数が多いほどコンテツが盛り上がり、また課金したユーザがより課金した効果を確認できる機会も多くなるため。課金する人の課金額を間接的に向上させる要因になる。

(過疎ゲームは確かに課金するモチベーションはないですもんね。)

 ・端数価格で、日本人は「8」、アメリカ人は「9」が効果ある模様。そのため、海外出店する際はその国の端数価格をチェックする必要があります。

 

【業界勉強:物流】 船による輸送の概要(参考 船・港 海の経済学 東洋経済2020年2月22日)

 物流を勉強する中で、超大量一括輸送による1物品コストの輸送コストは低く済む、船による輸送も抑える必要があると感じ、雑誌を読みました。

 ※電子版は検索しつつ、バックナンバーを読めるからありがたい。

 

■船による輸送の概要

 日本の貿易における99%を占める。

 ※重さ。金額ベースならおよそ70%との事。

 ※http://www.pa.thr.mlit.go.jp/hachinohe/study/f21.html

船による輸送は東アジアが非常に強い。中国とシンガポールが非常に多くの荷物を扱っており、上海港、シンガポール港が取り扱い量の1位と2位。ほか、3位4位も中国であり、日本の最高順位は22位の名古屋港。

 

■港機能

 荷物を盗難や汚れ防止とあわせて、運びやすい大きさとする「コンテナ」の開発で非常に効率よく詰め込みができるようになった。大型クレーンやフォークリフトを用いて、船とトラック間での荷物の積み下ろしを行う。

 シンガポール港では、ほぼこの作業を無人できるようにしている。

 

■日本の船・港

 船は大手3社(日本郵船・三井商船・川崎汽船)が大半を占める。

 港は、国際戦略港湾と呼ばれる指定を受けた港が5つある。

  ・東京港(コンテナ量では1位)

  ・横浜港

  ・川崎港

  ・大阪港

  ・神戸港

 5大港としては、名古屋港(取扱量1位)がある。

 ※なぜ、上に外れたか不明。

 日本全体として港は約2800港ある。

 日本内の荷物輸送を運んだ重量ベースで考えると約40%を占め、国内物流でも生命線。他はトラックが約50%が目立つ。運ぶ重さの計算で、運ぶ便数はトラックが日本の物流の90%以上と考えると、どれだけ船が重い荷物を運べるのかとわかる。

 

■Tips クルーズ船の収益

 船の運賃収入が70%、残り30%は船内の飲食・イベント等の付帯収入。

イベント等に力入れるわけですね。しかし、これからはコロナ関連で大ダメージですかね。

 

■海は広いが航路は狭く、覇権争いにも絡む重要要素

 海は非常に広いが、世界の主要国・港を最短距離で移動できる航路は限られているため、船が集中して通るポイントがある。そのポイントに船が集中する。

 そこはチョークポイントと呼ばれ、経済・軍事的でも大きな影響を与える。

 パナマ運河スエズ運河、ホルムズ海峡、台湾海峡など。

【書評:ビジネス本】 ハイパワー・マーケティングを読んで得た知見

 商品やサービス販売にむけて、市場や消費者を分析するマーケティングは大事な戦略です。徹底して自社の目指す強みは何か、ユーザが何を求めているのか、考えていく事が重要だと述べられております。

 この本は、細かい〇〇手法を紹介する教科書ではないので、授業テキストとしては別の本の方がいいと思います。ただ、根本的にマーケティングって何だろうと振り返りたい方には一度読んでみる価値はあると思います。

 以下、備忘メモ ※私なりの思いも多分に含んでおります。 

■備忘メモ

 ・購入判断に障害となるユーザ側リスクを取り除く。

  これこそ、ユーザを勝ち取る大きな一歩。

  →経済的な損失リスク、組み立て、運送等の手間、その他必要な手続き等の処理をユーザではなく、自社で持つようにすると感謝される。

  例、返金サービス、ユーザが面倒と思う準備や処理の代行など。

 

 ・ユーザの【最終的】に本当に欲しいものを提供し信頼を勝ち取る。

  →ドリルを買いにきたユーザは、穴が開いた板が欲しいのだ、、、で止まらず、

   ー犬小屋が欲しいのか、

   ー棚が欲しいのか、

   ー物作り体験を家族としたいのか

   ユーザが望む事を聞き出し提供する事が、信頼を得て収益につながる。  

 

 ・ネットは世界一安い印刷所である。

  →すぐに編集でき、ユーザからの回収も不要、掲載コストは安価。

 

 ・キャッチコピーは大事かつA/Bテストせよ。

  →プロの目からみて甲乙つけがたいキャッチコピーも実際に試してみると、3倍の売れ行きの差がでることもしばしばある。何が受けるかは不明瞭(ユーザもうまく説明できない?)なため、早期に試して検証してみる事が大事。

 

【業界勉強:物流】 宅配業界の概要(参考 物流危機は終わらない 東洋経済2018/8/25号)

 物流の輸配送において、物流センタから一般消費者の所まで荷物を運ぶ「宅配」も大きな市場であり、まとめる。

 

■宅配業界の概要

 昨今のEC化によるオンラインショッピングの需要増に伴い、宅配便の個数も右肩上がりである。一方、宅配するドライバ―不足が顕著になっている。

 業界最大手のヤマト運輸Amazonの宅配について取扱量の規制を求めた事があり、各企業で人材確保や宅配効率化に邁進している。

 

■シェア

 ヤマト(約43%)、佐川(約29%)、日本郵便(約20%)の3社で90%以上を占める寡占市場

 

■トピック

 ヤマトが対応できない荷物について、佐川と日本郵便も対応しているが、デリバリープロバイダと呼ばれるAmazonと提携している宅配会社を準備し、彼らでの対応が増えてきている。

 ※地域限定の業者であり大手と比べると規模が小さく、サービス品質が劣る傾向にある模様

 また、大手の中では日本郵便は需要が低下していた郵便物の代替として宅配便に注目している。

【業界勉強:物流】 知識ゼロからわかる物流の基本と追加めも

 通信環境が整備されてきた現代でも、実際に品物を届ける物流は大事です。そこで、日常生活や企業活動に必須となる物流について標題勉強しました。

 

■物流の概要

 物流は主に下記の6つの機能で構成され、品物を消費者まで届けられる。

 ①輸配送:目的地まで運ぶ

 ②保管:保管する

 ③荷役:移動する ※倉庫内等

 ④流通加工:加工する

 ⑤梱包・包装:破損や汚れから守る

 ⑥情報管理:動きや数を把握する。

 

 物流のコストは、物流コスト / 売上高で約4.6%を占める。

①輸配送の概要

 トラック輸送が、ドアツードア輸送で便利であり圧倒的シェアを占める。ただし、荷物の重さや時間猶予によって他の手段もとられる。また、トラック輸送はドライバー不足やCo2排出の環境問題もあり、他の手段への遷移が徐々に進んでいる。

 

 輸配送の主な手段は、下記の4つになる。

 ・トラック輸送 

  →出発地から最終目的地までドアツードアで輸送され、シェア90%以上

   東京~大阪間はおよそ8~10時間。

 ・電車

  →ほぼJR貨物が専有。500km以上の輸送で選ばれる。

   大量一括輸送が可能であり、トラック輸送より割安になる。

   ただし、トータル輸送時間はトラック輸送よりも長くなる。というのも、

   駅から駅で、トラックから電車への詰め替えや電車ダイヤ等で遅くなるため。

   東京~大阪間(貨物駅間)、約10時間

   東京~札幌間(貨物駅間)、約17時間

           札幌~福岡間(貨物駅間)、約43時間

  参考)JR貨物公式の動画

 https://www.youtube.com/watch?v=iUkxRhTbTSI

 ・船

  →超大量輸送が可能だか、時間がかかる。

   また、規格外の大きさの輸送の可能。

 ・飛行機

  →非常に高速であり、緊急的な輸送や日数が立つと価値が下がる物に使われる。

   フォワーダと呼ばれる荷物枠を一括購入している会社がおり、そこに依頼すれば、他社の荷物と混載輸送になるが安くなり利用が多い。

 

②保管の概要

 倉庫は自家倉庫と営業倉庫の2つがある。

 自家倉庫は、自分たちで品物を保管する倉庫であり、一方営業倉庫は、他人の品物を保管して収益をえる倉庫である。

 営業倉庫は設備や法律準拠によって、いろいろ種類がある。

 

③荷役の概要

 ピッキングと呼ばれる棚から対処の物を取り出し、取り分ける。

 また、パレットと呼ばれる荷物を載せる板があり、効率的に運べるようにしている。

 

④流通加工の概要

 様々な作業があるが代表的例は、価格タグの取付けや野菜を必要な大きさにカットするなど。

 

⑤梱包・包装の概要

 

 荷物が壊れたり汚れないようにするため、ダンボールや空気袋いれたりして、防御する。

 

⑥情報管理の概要

 荷物の現在地や在庫状況がICT技術で確認できるようにする。

 

■業界の課題

 輸送の大半を支えるトラックドライバー不足が大きな課題として挙げられる。

 そもそも成りてとなる人材が不足している中で、労働環境も今一つ。

 特に荷物を運んだ「後」に、荷物の積み下ろし等の付帯作業もドライバー慣習上やらざるをえない場面も多かったり、目的地から荷物下ろすまで待機時間があるなど拘束される時間もある。

参考)国道交通省の物流ページの各情報

 https://www.mlit.go.jp/seisakutokatsu/freight/index.html