品質管理系の記事を読んでいたら、日本企業は「品質」は評価しても、それ以外の「コスト」・「期間」は評価できていない傾向があるとの記事を見ました。
生の製造現場にいた事ないので、自分の感覚から記事の温度感を確認できないですが、、、一般的に日本企業の品質過剰だが高いとの聞く傾向と同じなのでずれた指摘でもないかと思います。
その中で、「コスト」についてはこう記載すべしと例があったので紹介
概要
日本企業はQCD分析において、Q:品質以外はちゃんと評価できない傾向がある。
QCDの3つで見れば、Qが一番大事だが、CとDも無視できない。
※優先・重要度度はQ > C > D
コスト算出の例
- 工賃:40円/分(日本企業の工賃、その正規分布の中央値)
- a作業工数:25秒
- b作業工数:30秒
- a作業コスト:25/60×40=16.7(円)
- b作業コスト:30/60×40=20(円)
- 組立費の設計見積もりの合計=16.7+20=36.7(円)
※工数40円/分は、追加で調べた値(35.5円+α)とも近くみまして大きくずれてはいないと考えます。
別サイトより
・工場勤務の平均給与:約32万円
・1日の平均給与:32 万円÷12 = 1.6万円
・1時間の平均給与:1.6万円 ÷ 7.5 = 2134円
・1分の平均給与:2135円 ÷ 60 =35.5円
・35.5円は社員給与なので、会社利益やコストを+αとして加算すべき